土曜日, 2月 17, 2007

日田温泉 ホテル山水館

 毎月送られてくる阪急交通社の旅情報誌トラピックスに信じ難い料金の温泉宿プランを見つけ宿泊してきた。一度泊まってみたいと思っていた「日田温泉」の4文字とその料金に興味を惹かれてしまった。
 日田の町というと、天領日田時代の繁栄を想起させる「豆田町」が有名で3度ほど訪れたことがある。今回の温泉宿は三隈川(筑後川)沿いに林立する温泉街の一角にあり、豆田町の風情とはまるっきり違っていた。高度成長期に団体客を狙って建てられたようなRC造りの中層ホテルが軒を連ねていて、
お目当ての旅館は最も端に位置していた。部屋数24というから温泉街では小規模の部類に入るのだろうか? ロビーは広々として赤い絨毯が敷き詰められていた。正面は一面ガラス張りで三隈川が一望できる。対岸にはシーズンオフで使用されない屋形船が幾艘も繋がれていた。どうみても激安プランの旅館には思えない。辛口評論家の相方も、「いいじゃな~い」と珍しく感激モードである。
 エレベータからはガラス越しに景色を眺めることができる。4階の部屋はお世辞にも新しくはないが、リフォームが行き届いていて清潔感がある。2人では充分の広さだ。 寅さん映画に日田を舞台にした作品があったが、その時の部屋の造りに似ている。まさかこの旅館で撮影したのではないだろうが。夕食はご覧の通り。旅情報誌の内容に間違いはなかった。鴨肉の鍋料理、うなぎのせいろ蒸しに、天ぷら4種、山女魚の塩焼き、茶碗蒸しが付く。丁寧な造りで、せいろ蒸し、山女魚は時に気に入った。
                   山女魚の塩焼き、当然丸かじりでいただいた。 朝食は全てバイキング形式かと思っていたが各部屋毎に席が用意されていた。真ん中のテーブルに、漬け物やウインナー、納豆、生卵、焼売などが並べられ自由に盛り付けていただける。こちらの方式が親切で有り難い。温かいご飯、サラダ、ウインナー、酒の切り身など定番だが水準以上に思えた。すでに団体さんが2組食していた。大学の研究室のグループのような一員もいた。朝からビール大瓶3本を頼んでいる。銘柄はもちろんサッポロビール日田工場謹製「黒ラベル」である。ほぼできたてのビールだろうから今度は味わってみたいものだ。お年寄りのグループや老夫婦が大半である、会社関係と思われるグループも2組いた。 50人ほどが宿泊していた計算になる。
 地階の水車風呂には興ざめしたが、新しい4階の露天風呂付き大浴場は脱衣場や浴槽に洗い場も全て清潔感あり使いよかった。 以上、締めて1泊2食お一人様6,300円は破格である。

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2 件のコメント:

Anonymous 匿名 さんは書きました...

 1泊2食でその値段はかなりお得な金額と言えるのではないでしょうか?ヤマメの塩焼きたべたいですね~。

8:49 午後  
Blogger asteras さんは書きました...

 2打目さん、今月いっぱいの企画です。
来月から数千円アップは必死でしょう!
でも、引退された老夫婦などキッチリ旅情報をチェックされ泊まり歩いておられる方達が多いのでしょうね!!!
 我が親戚にもおりますが。

12:09 午前  

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